ミツミは急反発、中国の反日デモ被害で保険金を特別利益に計上
ミツミ電機 <6767> は3営業日ぶりに急反発。買い気配で始まり、午前9時12分に49円高(7.50%高)の702円で寄り付いた。700円台回復は4月23日以来。同社の株価は昨年(13年)12月から下げ基調を強め、前日に年初来安値を更新するなど安値圏でもみ合っていたが、8日引け後に発表した特別利益の計上を手掛かりに買いが流入した。
特別利益は12年9月の中国における反日デモで発生した損害に対する保険金17億6800万円。これに伴い、ミツミは前期の純利益予想を上方修正。売上高は1600億円から1573億円(前々期比3.4%増)、営業利益は8億円から6億円(前期は43億8200万円の赤字)に下方修正したが、純利益は15億円から32億円(同115億4500万円の赤字)に引き上げた。(編集担当:宮川子平)
ミツミ電機は3営業日ぶりに急反発。買い気配で始まり、午前9時12分に49円高(7.50%高)の702円で寄り付いた。
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2014-05-09 09:45