日ハムが年初来高値更新、業績予想の上方修正や自社株消却を好感

 日本ハム <2282> は続急伸。午前9時9分に146円高(8.37%高)の1890円で寄り付き、1月8日の年初来高値を上回った。8日引け後に発表した14年3月期業績予想の上方修正が好感された。  売上高を1兆1000億円から1兆1221億円(前期比9.7%増)、営業利益を340億円から357億円(同27.4%増)、純利益を170億円から245億2000万円(同49.0%増)に見直した。食肉相場が堅調に推移。豪州事業の回復、為替差益や固定資産売却益の計上なども修正の要因となった。  期末一括配当も従来予想の26円から37円(前期は24円)に引き上げている。  同時に発表した自社株消却も材料視された。発行済株式総数(消却前)の10.7%に当たる2444万5350株を消却する。消却予定日は5月30日。自己株式数は発行済株式総数(消却後)の0.16%に相当する32万6232株になる。(編集担当:宮川子平)
日本ハムは続急伸。午前9時9分に146円高(8.37%高)の1890円で寄り付き、1月8日の年初来高値を上回った。
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2014-05-09 10:15