かわでん続急落、今期は営業益２８％減を計画

　かわでん <6648> は続急落し、午前９時１３分には２０３円安（１２．６５％安）の１４０２円まで下落。その後は安値圏で停滞している。８日引け後、１５年３月期業績予想を発表。大幅な減益予想が嫌気された。 　売上高は１８５億円（前期比１．８％増）と増収を見込んだが、営業利益は１０億円（同２８．３％減）、純利益は５億６０００万円（同３０．５％減）と大幅な減益を計画した。建設設備投資は低水準で推移すると予想。受注・価格競争が継続するとした。配当は中間期・期末とも２５円の年間５０円（前期も５０円）を予定している。 　１４年３月期の売上高は前期比１７．４％増の１８１億７９００万円、営業利益は同２．１倍の１３億９４００万円、純利益は同２．４倍の８億６００万円だった。前期業績は４月１８日に上方修正していた。（編集担当：宮川子平）