前期業績予想と中計を上方修正した洋シヤターが急反発、１５年３月期は営業益予想１３億円

　東洋シヤッター <5936> は３営業日ぶりに急反発し、１月２１日の年初来高値を上回った。午前１０時すぎには５５円高（９．１２％高）の６５８円を付けている。８日引け後、１４年３月期業績予想の上方修正を発表した。 　売上高を１８０億円から１８８億４２００万円（前期比７．５％増）、営業利益を８億円から１２億３０００万円（同７０．４％増）に引き上げ、純利益は４億５０００万円から６億７２００万円（同３２．３％増）と、減益予想が一転した。期末一括配当は前期実績および従来予想の１５円から２０円に増額している。第４四半期に受注が当初の予想を上回ったという。 　同時に、３カ年の中期経営計画についても、最終年度の１５年３月期で、売上高を１８５億円から１９０億円、営業利益を９億円から１３億円に上方修正した。（編集担当：宮川子平）