4月の月次概況を発表したヤマトHDにゴールドマン証がリポート
ヤマトホールディングス <9064> に対して、ゴールドマン・サックス証券が8日付でリポートを発行している。
ヤマトHDは4月の月次概況を8日引け後に発表し、宅急便数量は前年同月比0.6%減、単価は同2.6%増となっている。同リポートでは、数量減については消費増税後の反動減に加え、リテールで多少のシェアの減少が起きたと見ており、一方で、単価については運賃の適正化などが寄与したと分析。結果として「4月の社内計画を下回った」とコメントした。
ただし、今後は下期から来3月期にかけては「運賃適正化の影響がより顕著に出てくる」と見通し、利益水準が急激に改善すると予想。投資判断「買い」、目標株価2600円を据え置き、短期的に株価が調整するようなら「買い増しの好機」と指摘している。
ヤマトHDの9日の株価は、前日終値の2241円付近でのもみ合いが続いており、午後1時時点の株価は1円高の2242円となっている。(編集担当:片岡利文)
ヤマトホールディングスに対して、ゴールドマン・サックス証券が8日付でリポートを発行している。
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2014-05-09 13:00