世紀東急が急落、今期は減収減益予想、実質減配も嫌気
世紀東急工業 <1898> が9日午後1時に今期の業績予想を開示、同時に単元株式数の変更や株式併合なども発表している。
前期の売上高は761億8800万円(前々期比0.8%増)、営業利益は47億7900万円(同28.1%増)、純利益は37億9300万円(同2.4%増)となり、増収増益で着地。期末一括配当は、無配予定を3円に変更し、19期ぶりの復配となった。
一方、今期の業績予想については、売上高が前期比4.8%減の725億円、営業利益は同31.8%減の32億6000万円、純利益は同20.9%減30億円と減収減益を見通している。
今期の配当予想は、期末一括の10円(株式併合後のため、現在の水準では2円)へと減配を計画した。
なお、単元株式数については、10月1日付で、従来の1000株単位から100株単位に変更。同時に5株を1株とする株式併合を実施するため、実質的な取引金額は従来の半額となる。
世紀東急の株価は、前場は小幅高で推移していたものの、業績発表後に急落。午後1時42分に19円安(15.3%安)の105円まで売られている。(編集担当:片岡利文)
世紀東急工業が9日午後1時に今期の業績予想を開示、同時に単元株式数の変更や株式併合なども発表している。
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2014-05-09 14:00