洋ゴムは第1四半期で営業益8割増、中間期業績予想を上方修正
東洋ゴム工業 <5105> は9日引け後、14年12月期第1四半期の決算を発表した。
売上高は前年同期比14.9%増の960億700万円、営業利益は同86.7%増の111億3100万円、純利益は同2.1倍の90億8100万円だった。国内市販用タイヤは消費税率引き上げ前の駆け込み需要もあり、新商品のミニバン専用タイヤの販売が好調に推移。海外市販用タイヤも、販売量・売上高ともに前年同期を上回った。
6月中間期業績予想は、売上高を1900億円から1930億円(前年同期比11.5%増)、営業利益を180億円から230億円(同66.7%増)、純利益を130億円から160億円(同77.1%増)に上方修正した。タイヤ販売の構成良化に加え、市況の悪化が想定を下回ると見込んだ。ただ、通期業績予想については、為替や原材料価格の動向など不確実な要素が多いとして、従来予想を据え置いている。
9日終値は4円高の779円。(編集担当:宮川子平)
東洋ゴム工業は9日引け後、14年12月期第1四半期の決算を発表した。
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2014-05-09 16:15