戸田工は前期の最終赤字が拡大、無配に転落

　戸田工業 <4100> が９日引け後、前１４年３月期の業績予想を修正した。 　売上高は３２０億円から３１６億４５００万円（前々期比０．１％減）の減収予想に転じ、営業赤字は３億５０００万円から８億１００万円（前々期は６億５４００万円の赤字）に、最終赤字は９億円から１７億３９００万円（前々期は２億５５００万円の黒字）に修正された。 　長期滞留在庫の処分の増加や、電子素材事業の固定資産における減損損失７億９１００万円の計上などが影響している。 　また、１円配を計画していた前期の期末配当を、無配とすることを発表。年間でも無配（前期は４円）となる。 　戸田工の９日の終値は、４円高の２７５円。（編集担当：片岡利文）