北朝鮮が、「移動式小型空気清浄機」の開発・・・通信社「知能型空気浄化システム」と紹介＝中国メディア

　北朝鮮の朝鮮中央通信は９日、同国内で高性能の移動式小型空気清浄機が開発されたと報じた。中国メディア・西部網が同日伝えた。 　朝鮮中央通信は、北朝鮮国家科学院１１１号製造所がこのほど高性能の移動式小型空気清浄機を開発したと伝えるとともに、「チリや菌、臭いを除去し、マイナスイオンを発生させる機能が集約された、知能型空気浄化システムだ」と紹介した。 　そのうえで、チリの除去能力を測定したところ「運転から１時間で０．５マイクログラム以上の粒子がほとんどなくなった」との結果が出たと伝えたほか、「多くの病院の手術室で使用したところ、院内感染率が１％以下に減り、リハビリ期間も半分に短縮された」とした。 　同通信はさらに、この空気清浄機が「非常に信頼できるハイレベル技術製品であり、衛生当局や国民経済の各分野においてきわめて高い評価を受けている」と報じた。（編集担当：今関忠馬）（イメージ写真提供：１２３ＲＦ）