ピックルスコーポレーションは月足チャートは上昇基調堅持、業績も好調
漬物最大手、「ご飯がススム」シリーズが主力のピックルスコーポレーション <2925> (JQS)は、5月9日(金)10円高の821円と続伸している。同社の主要納入先であるセブンイレブンが今期国内で過去最高となる1600店の出店を計画していることを追い風に、今期最高益更新見通しで割安感があり、水準訂正高が続くと予想されることから、中長期的な視点で買い妙味が膨らみそうだ。
新商品「ご飯がススム ホタテでデカうまキムチ」の拡販、昨年6月から稼働した中・四国地区の新たな製造・販売拠点である(株)ピックルスコーポレーション関西の広島工場や本年6月稼働予定の北海道地区での生産能力増強を目的とした(株)ピックルスコーポレーション札幌の新工場による各地区での事業拡大に取り組むほか、原料野菜の安定調達と原材料購買方法の見直しや出荷・配送体制の構築、物流コストの削減などコスト削減に取り組み、今2月期業績予想は、売上高273億円(前期比6.4%増)、営業利益11億3000万円(同32.5%増)、経常利益12億2500万円(同26.0%増)、純利益7億3800万円(同21.3%増)と連続最高純益更新を見込んでいる。年間配当は12円を予定している。
株価は、昨年10月28日高値995円、本年1月8日年初来高値978円と買い直されて二番天井形成から4月11日に年初来安値665円と調整を挟んで上昇。月足では24カ月移動平均線がサポートする形で26週移動平均線を突破し騰勢を強めており、トレンドは崩れていない。『川越達也オススメ』のネット限定詰め合わせ商品(定価から最大30%OFF)を提供しているほか、「くらこんコラボ ご飯がススム漬物シリーズ3品」、「トマトキムチ(カゴメ 高リコピントマト使用)」新発売と消費増税後も消費を喚起しており、今後の展開に期待がかかる。今期予想PER7倍・PBR0.72倍と割安感があり、中長期で4ケタ大台乗せとなるか注目したい。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
漬物最大手、「ご飯がススム」シリーズが主力のピックルスコーポレーション<2925>(JQS)は、5月9日(金)10円高の821円と続伸している。
economic
2014-05-11 19:45