洋ゴムは高値更新、中間期業績予想を上方修正

 東洋ゴム工業 <5105> は3日続伸し、年初来高値(4月24日の808円)を更新。朝方には60円高(7.70%高)の839円を付けた。9日引け後に14年12月期第1四半期の決算を発表。同時に6月中間期の業績予想を上方修正したことが好感された。  第1四半期の売上高は前年同期比14.9%増の960億700万円、営業利益は同86.7%増の111億3100万円、純利益は同2.1倍の90億8100万円だった。国内市販用タイヤは消費税率引き上げ前の駆け込み需要もあり、新商品のミニバン専用タイヤの販売が好調に推移。海外市販用タイヤも、販売量・売上高ともに前年同期を上回った。  中間期業績予想は、売上高を1900億円から1930億円(前年同期比11.5%増)、営業利益を180億円から230億円(同66.7%増)、純利益を130億円から160億円(同77.1%増)に上方修正した。タイヤ販売の構成良化に加え、市況の悪化が想定を下回ると見込んだ。通期業績予想については、従来予想を据え置いている。(編集担当:宮川子平)
東洋ゴム工業は3日続伸し、年初来高値(4月24日の808円)を更新。朝方には60円高(7.70%高)の839円を付けた。
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2014-05-12 11:15