東ソーが続急伸、今期も最高益更新を計画、記念配も好感

 東ソー <4042> が続急伸。寄り付き直後に30円高(7.3%高)の431円まで上昇した。  同社は9日引け後に今15年3月期の業績予想を発表。大幅増益予想などが材料視されている。  今期予想は、売上高が8100億円(前期比4.9%増)、営業利益は460億円(同10.6%増)、純利益は520億円(同75.9%増)を計画。純利益は2期連続で過去最高益更新の見通しとなった。  10月の子会社日本ポリウレタン工業との合併により、繰越欠損金等の一時差異に係る繰延税金資産の計上で240億円の税金費用減少を見込んでいる。  また、今期の配当予想は、中間期に日本ポリウレタン工業との合併による合併記念配当2円を予定。年間では8円(前期は6円)の計画となる。  東ソーの前期業績は、売上高が7722億7200万円(前期比15.5%増)となり、営業利益は415億7300万円(同69.9%増)、純利益は295億6400万円(同75.3%増)で着地した。(編集担当:片岡利文)
 東ソーが続急伸。寄り付き直後に30円高(7.3%高)の431円まで上昇した。
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2014-05-12 09:30