大正薬HDは一段安、15年3月期の減益予想を嫌気

 大正製薬ホールディングス <4581> は12日午後0時30分に開示した15年3月期業績予想が嫌気されて下げ幅を拡大。後場寄り直後に490円安(6.33%安)の7250円まで下落した。  売上高は2990億円(前期比1.0%増)と増収を見込んだものの、営業利益は305億円(同26.8%減)、純利益は255億円(同22.0%減)を予想した。国内では消費税率引き上げの影響を織り込んだ。また、販促費や市販後調査費の増加、将来の収益向上に向けた経費の増加も見込んでいる。配当は中間期50円、期末60円の年間110円(前期も110円)を計画した。  14年3月期の売上高は前期比3.8%増の2959億5700万円、営業利益は同18.0%増の416億8300万円、純利益は同24.2%増の326億9200万円だった。(編集担当:宮川子平)
大正製薬ホールディングスは後場寄り直後に490円安(6.33%安)の7250円まで下落した。
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2014-05-12 12:45