日写印が急騰、今期営業益は2.6倍に、年間配当も5円増配
日本写真印刷 <7915> が急騰。前場に199円高(15.5%高)の1486円まで上昇した。
同社は9日引け後、前14年3月期業績と今期の業績予想を発表しており、今期の営業大幅増益や増配の計画などが好感されている。
今期業績は、売上高が前期比8.2%増の1200億円、営業利益は前期比2.6倍の50億円、純利益は同13.4%増の45億円を予想。
配当予想は中間期・期末とも5円の年間10円を見通し、5円増配を計画している。
また、前期業績は、売上高が1109億2200万円(前々期比24.0%増)、営業利益は19億3500万円(前々期は67億8300万円の赤字)、純利益は39億6700万円(同54億3800万円の赤字)で着地。売上高はほぼ従来予想並みとなったものの、営業利益は9億円超、純利益は21億円超の上積みとなった。静電容量方式タッチパネル(フォトリソ工法)の生産効率改善のほか、為替の円安進行が寄与したという。
未定としていた前期の期末一括配当は5円となり、3期ぶりの復配となった。(編集担当:片岡利文)
日本写真印刷が急騰。前場に199円高(15.5%高)の1486円まで上昇した。
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2014-05-12 13:45