スクエニHDは一時1500円割れ、15年3月期の減収減益予想を嫌気
スクウェア・エニックス・ホールディングス <9684> は下げ幅を拡大した。
12日の前場は前週末に開示した前期業績予想の上方修正を好感した買いが先行したものの、一巡後は失速してマイナスに転換。後場は小安い水準でもみ合っていたが、午後2時に発表した15年3月期業績のレンジ予想で減収減益を見込んだことが嫌気されて売りが加速。下落率は一時10%に迫り、昨年(13年)10月以来の1500円割れとなった。
今期の売上高は1400億―1500億円(前期比9.7%減―3.2%減)、営業利益は50億―100億円(同52.6%減―5.2%減)、純利益は35億―65億円(同47.0%減―1.5%減)を計画している。配当は前期と同額で、中間期10円、期末20円の30円を予定した。事業構造・組織体制の改革を進め、新たな収益基盤の確立に取り組むとしている。(編集担当:宮川子平)
スクウェア・エニックス・ホールディングスは下げ幅を拡大した。
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2014-05-12 14:15