シャープ、15年3月期は純利益300億円を計画、前期は3期ぶり最終黒字
シャープ <6753> は12日引け後、15年3月期業績予想を発表した。
売上高は3兆円(前期比2.5%増)、営業利益は1000億円(同7.9%減)、純利益は300億円(同2.6倍)を計画。配当は無配を継続する方針とした。前提為替レートは1ドル=104円。4K対応AQUOSや独自の「クアトロンプロ」など大型液晶テレビ、「EDGEST」採用のスマートフォンやタブレット端末など特長商品の拡大を図る。IGZO液晶ディスプレイを核とした中小型液晶パネルの顧客拡大なども進める。
14年3月期の売上高は前期比18.1%増の2兆9271億8600万円、営業利益は1085億6000万円(前期は1462億6600万円の赤字)、純利益は115億5900万円(同5453億4700万円の赤字)だった。最終黒字は3期ぶり。なお、14年3月末の自己資本比率は8.9%(13年3月末は6.0%)だった。
12日終値は前週末比変わらずの259円。(編集担当:宮川子平)
シャープは12日引け後、15年3月期業績予想を発表した。
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2014-05-12 15:45