日経平均寄り付きは218円高、三菱ケミHDと大陽日酸が買い気配
13日の日経平均株価は、218円42銭高の1万4367円94銭で寄り付いた。
前日のNYダウが112ドル高と4日続伸、過去最高値を更新したことや、外国為替市場でドルが102円台前半へと円安基調に転じたことで、日経平均は大幅高でスタートし、5営業日ぶりに1万4400円台に戻している。
個別では、三菱ケミカルホールディングス <4188> が大陽日酸 <4091> に対して年内にもTOBを実施し買収すると報じられたことで、両社がともに買い気配。
また、今3月期に純利益300億円を計画したシャープ <6753> や、前3月期予想を上積みした駒井ハルテック <5915> 、今9月期業績予想を上方修正した浜松ホトニクス <6965> なども買い気配となっており、今期利益予想が市場予想に届かなかった日産自動車 <7201> 、今期予想でタイのトラック販売不振が懸念されたいすゞ自動車 <7202> なども買い気配でスタートしている。
一方、今期の大幅減収減益予想を開示した不動テトラ <1813> が売り気配でスタート。前期業績予想を下方修正した酉島製作所 <6363> や、前期純利益が従来予想を大幅に下回ったロート製薬 <4527> などは軟調となっている。(編集担当:片岡利文)
13日の日経平均株価は、218円42銭高の1万4367円94銭で寄り付いた。
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2014-05-13 09:00