島津製の今期は最終大幅増益の見通し、増配も計画

 島津製作所 <7701> が13日引け後、今3月期の業績予想を発表した。  今期の業績予想は、売上高が3120億円(前期比1.5%増)、営業利益は260億円(同8.2%増)、純利益は155億円(同59.4%増)を計画。最終大幅増益を見通している。  今期は、航空機事業では将来の市場成長が見込まれる民間航空機事業に注力。計測機器事業においては、ヘルスケア分野などで需要が拡大している質量分析計を中心に展開していくという。  また、今期の配当予想は中間期・期末とも5円の年間10円を見通しており、1円増配の計画となっている。   同社の前期業績は、国内で政府予算の取り込みが順調だったほか、海外では北米・欧州の好調に為替効果も加わり、売上高は前々期比16.5%増の3075億3200万円、営業利益は同98.2%増の240億1800万円、純利益は同28.3%増の97億2400万円で着地した。  島津製の13日の終値は、19円高の870円。(編集担当:片岡利文)
島津製作所 <7701> が13日引け後、今3月期の業績予想を発表した。
japan,company
2014-05-13 16:45