ワタベの前期最終赤字が拡大、期末配当は無配に修正

　ワタベウェディング <4696> が１３日引け後、前３月期の業績予想と配当予想の修正を発表した。 　前期の業績予想は、リゾート挙式の拡販や経費節減に努めたことなどで、売上高を従来予想の４７６億円から４７７億１０００万円（前々期比３．２％減）に微増額、営業赤字は１３億円から７億６５００万円（前々期は１４億４４００万円の黒字）に修正している。 　一方、店舗再編による費用の一部を特別損失に計上、繰延税金資産を取崩したことなどで、最終赤字は１９億円から３５億２４００万円（同５億６０００万円の黒字）に拡大した。 　また、前期の期末配当は従来予想の１５円から無配に修正している。 　今期業績は、売上高が前期比２．３％増の４８８億円を予想。営業利益は５億円、純利益は２億円を計画している。９月中間期配当は無配を予想し、期末配当は未定とした。 　ワタベの１３日の終値は、２円高の６７１円。（編集担当：片岡利文）