日経平均は39円安スタート、前日の反動で売り優勢

 14日の日経平均株価は前日比39円84銭安の1万4385円60銭で寄り付いた。ドル・円が102円台前半で上値が重く、前日大幅高の反動もあって、東京市場では売りが優勢となった。  個別では、15年3月期で減益を計画した大幸薬品 <4574> や減収減益予想の朝日ラバー <5162> が下落している。営業益3割減を見込んだ日本電子 <6951> や最終減益予想のホロン <7748> も売りが先行した。  半面、15年3月期で大幅増益予想のブイ・テクノロジー <7717> や新日本理化 <4406> 、日成ビルド工業 <1916> が高い。自社株買いを発表したメガチップス <6875> も堅調。14年12月期第1四半期で黒字に転じる見通しとなったKLab <3656> も上昇している。  経営統合が報じられたKADOKAWA <9477> とドワンゴ <3715> はともに買い気配スタート。リクルートホールディングスの上場に関する報道を受けて、共同印刷 <7914> 、図書印刷 <7913> なども買いが優勢となった。(編集担当:宮川子平)
14日の日経平均株価は前日比39円84銭安の1万4385円60銭で寄り付いた。
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2014-05-14 09:00