【今日のドル円】60日移動平均線突破を狙う、主要国株価と米金利の動向に注目

 ドル/円は昨日、60日移動平均線前後で上値を抑えられたものの、102.00円台では下値を支えられ、20日移動平均線前後まで値を戻して引けた。昨日の弱い米4月小売売上高の結果を受けてなお102円台を維持したことを考慮すると、足元で堅調なNYダウ平均が大きく崩れるような突発事項でもない限りドル/円の下値は限られ、引き続き60日線(執筆時点:102.339円)付近での上値の重さを払拭できるかを窺う展開となりそうだ。  同線を突破出来れば、4月下旬にドル/円の頭を押さえた102.80円が次のターゲットとして考えられる。なお、本日はドル/円に直接作用すると思われる経済イベントは少ないため、主要国株価と米長期金利の動向が手掛かりとなろう。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
ドル/円は昨日、60日移動平均線前後で上値を抑えられたものの、102.00円台では下値を支えられ、20日移動平均線前後まで値を戻して引けた。
economic,gaitamedotcom,gaitame_todaydollars,fxExchange
2014-05-14 09:45