電通が軟調、今期業績見通しが市場予想を下回る

 電通 <4324> が大幅安。午前9時9分に240円安(5.9%安)の3845円まで売られている。前場終値は170円安の3915円。  同社は13日引け後に今3月期の業績予想を開示。売上高は2兆3712億円(前期比2.7%増)、営業利益は725億円(同1.4%増)、純利益は311億円(同19.8%減)を計画した。  最終減益予想となったことや、市場コンセンサスと比較して売上高が約323億円、営業利益は43億円超、純利益は100億円超下回ったことで、失望売りが株価を押し下げたもようだ。  今期の配当金は中間期・期末ともに17円の年間34円を予想。1円増配を計画している。  同社の前期業績は、売上高が前々期比19.0%増の2兆3093億5900万円、営業利益は同22.3%増の714億9000万円、純利益は同6.8%増の388億円。買収した米国広告企業イージス社の業績寄与などにより、増収増益となっている。(編集担当:片岡利文)
電通が大幅安。午前9時9分に240円安(5.9%安)の3845円まで売られている。
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2014-05-14 11:30