五洋建が年初来安値、今期純利益20%減を嫌気
五洋建設 <1893> が14日午後2時に今3月期の業績予想を発表。大幅減益予想となったことで、株価は午後2時19分に33円安(10.3%安)の286円まで下落。4月11日に付けた年初来安値308円を大きく割り込んだ。
同社の今期予想は、売上高が前期比2.3%増の3900億円と増収を計画したものの、営業利益は同3.0%減の96億円、純利益は同20.3%減の30億円と減益予想を打ち出している。年間配当は、1円増配となる3円を予想した。
国内建設市場は公共投資、民間投資ともに引き続き堅調な推移を予想しているものの、技能労働者不足など先行き不透明な要素もあると見ている。
五洋建の前期業績は、売上高が3811億8200万円(前々期比9.0%増)、営業利益は98億9600万円(同53.1%増)、純利益は37億6200万円(同85.4%増)で着地。従来予想と比較して売上高が14億円超、純利益は4億円弱の上積みとなっている。(編集担当:片岡利文)
五洋建設が14日午後2時に今3月期の業績予想を発表。大幅減益予想となったことで、株価は午後2時19分に33円安(10.3%安)の286円まで下落。
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2014-05-14 14:30