日本バイリーン、今期純利益は15%減を予想

 日本バイリーン <3514> が14日引け後、今期の業績予想を開示した。  今期の売上高は前期比7.2%増の585億円、営業利益は同0.8%増の27億5000万円を予想。自動車フロアマットなどの販売増を見込むものの、原材料やエネルギーコストの上昇や減価償却費などが負担になると見通している。  一方、純利益は同15.5%減の28億円を計画しており、前期に発生した負ののれん発生益7億円超がなくなることなどから、減益の予想を打ち出した。  今期の配当予想は年間で17円の計画となり、3円の減配を予想している。  同社の前期決算は、売上高が545億6300万円(前々期比13.4%増)、営業利益は27億2700万円(前々期の2.6倍)、純利益は33億1100万円(同3.4倍)で着地。前期の期末配当は従来予想の12円(特別配当4円含む)から13円(同)に増額。年間では20円(前々期は14円)となった。  日本バイリーンの14日の株価は、20円高の579円。(編集担当:片岡利文)
日本バイリーンが14日引け後、今期の業績予想を開示した。
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2014-05-14 15:30