アルバックが今6月期の利益予想を上方修正

 アルバック <6728> が14日引け後、今6月期の業績予想を修正した。  通期の売上高を従来予想の1800億円から1750億円(前期比7.1%増)に減額した一方で、営業利益は90億円から115億円(同88.1%増)に、純利益は75億円から100億円(前期は38億700万円の赤字)に上積みしている。  FPD(フラットパネルディスプレイ)製造装置関連の受注回復の遅れが売上高の下方修正につながったものの、第3四半期の利益回復などもあり、利益予想は増額された。  また、未定としてた期末一括配当は無配の見通しとした。  同時に発表された同社の第3四半期業績は、売上高が1139億1300万円(前年同期比16.5%増)、営業利益は112億1000万円(前年同期の3.8倍)、純利益は97億4300万円(同23.5倍)となった。通期計画に対する進ちょく率は、営業利益で97.5%となり、純利益は通期計画を3Q時点で超過している。  アルバックの14日の終値は、45円高の1922円。(編集担当:片岡利文)
アルバックが14日引け後、今6月期の業績予想を修正した。
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2014-05-14 16:45