ソニーが急反落、市場予想に反して連続の最終赤字予想
ソニー <6758> が3営業日ぶりに急反落し、午前9時11分には125円安(6.93%安)の1680円を付けた。1700円割れは2月17日以来。14日引け後に15年3月期業績予想を発表し、市場予想に反して連続で最終赤字を見込んだことから失望売りを浴びた。
今期は売上高7兆8000億円(前期比0.4%増)を予想。エレクトロニクス事業において収益が改善する見通しで、営業利益は1400億円(同5.3倍)と大幅増益を計画した。
ただ、構造改革費用を計上するため、最終損益は500億円の赤字(前期は1283億6900万円の赤字)を見込む。赤字は2期連続。前期から縮小するが、市場では数百億円規模の黒字が期待されていた。
前提為替レートは1ドル=103円前後、1ユーロ=137円前後。配当は未定(前期は中間期・期末とも12円50銭の年間25円)とした。(編集担当:宮川子平)
ソニーが3営業日ぶりに急反落し、午前9時11分には125円安(6.93%安)の1680円を付けた。
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2014-05-15 09:45