旭ダイヤは年初来高値、今期の2ケタ増収増益予想を好感

 旭ダイヤモンド工業 <6140> は3日続伸し、2日の年初来高値を上回った。前場は一時240円高(17.70%高)の1596円まで上昇。後場も高値圏を維持している。2ケタ増収増益予想が好感された。増配の見通しも材料視されている。  14日引け後に15年3月期業績予想を発表。売上高は483億円(前期比17.7%増)、営業利益は75億円(同55.1%増)、純利益は53億円(同43.2%増)を予想。配当は中間期12円、期末18円の年間30円(前期は22円)とした。  電子・半導体業界、輸送機器業界、機械業界、石材・建設業界で関連工具の需要拡大を追い風にダイヤモンド工具などの拡販を目指す。なかでも、電着ダイヤモンドワイヤの売上が大きく増加すると見込んでいる。  14年3月期の売上高は前期比7.0%増の410億5300万円、営業利益は同6.1%増の48億3500万円、純利益は同13.8%増の37億100万円だった。(編集担当:宮川子平)
旭ダイヤモンド工業は3日続伸し、2日の年初来高値を上回った。
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2014-05-15 13:15