コンベヤが後場急落、今期の大幅減益予想に失望売り
日本コンベヤ <6375> が後場急落。小幅高でもみ合っていたものの、午後1時の業績発表後に反落し、午後1時44分には14円安(11.3%安)の110円まで売られている。
同社の今3月期業績予想は、売上高が95億円(前期比14.5%減)となり、営業利益は1億円(同87.5%減)、純利益は2000万円(同97.0%減)と大幅減益を計画。失望売りが株価を押し下げた。
コンベア事業で国内外の土木、インフラ関連などの案件に注力するほか、立体駐車場装置事業でも販売拡大やメンテナンス事業の充実に向け積極展開に図る。ただ、建設業においては資材高騰や労働者不足の問題、海外経済の下振れ懸念などに不透明感が残るとしている。
同社の前期決算は、売上高が前々期比24.8%増の111億1200万円、営業利益は7億9800万円(前々期は500万円の黒字)となった。同社の営業利益は3月に従来予想の3億円から5億円に、4月には5億円から8億円へと上方修正されている。(編集担当:片岡利文)
日本コンベヤが後場急落。小幅高でもみ合っていたものの、午後1時の業績発表後に反落し、午後1時44分には14円安(11.3%安)の110円まで売られている。
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2014-05-15 14:00