ユニチャームは軟調、大和証が投資判断を「中立」に引き下げ

  ユニ・チャーム <8113> は軟調。前場には170円安(2.83%安)の5830円を付ける場面があった。大和証券が24日付リポートで、投資判断を「2(アウトパフォーム)」から「3(中立)」に引き下げた。中国の紙オムツ事業への期待から株価は6500円程度まで上昇したが、海外製品へのニーズに対応しきれなかったことや、旧製品の在庫がたまっているため、新製品への切り替えに難儀していると指摘。同事業が苦戦していると判断した。   大和証券は、ユニチャームの14年3月期の営業利益予想を、会社計画の700億円を下回る670億円に下方修正。また、来期については858億円を予想した。20日終値の6190円は、来期の同証券予想に基づくとPER29倍で、株価は過去10年以上に推移した20-25倍の上限で算出した5340円程度まで調整する可能性があるとした。(編集担当:宮川子平)
ユニ・チャームは軟調。前場には170円安(2.83%安)の5830円を付ける場面があった。
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2013-12-25 12:15