アマダは一段高、増収増益予想や自社株買いなどを好感

　アマダ <6113> は一段高。１５日午後２時、１５年３月期業績予想と同時に、自己株式の取得や消却、単元株式数の変更を発表。８００円手前でもみ合っていた株価は急動意し、一時６９円高（８．９１％高）の８４３円を付けた。 　自社株買いの取得株式総数は上限１４００万株（発行済株式総数の３．５％）、取得価額総額は上限１００億円。取得期間は５月１６日―３月２６日。また、６月３０日には発行済み株式総数の２．５％に当たる１０００万株を消却する予定。７月１日には単元株式数を１０００株から１００株に変更し、流動性の向上を図る。 　今期は売上高２７５０億円（前期比７．２％増）、営業利益２８０億円（同７２．６％増）、純利益１８０億円（同４７．７％増）と増収増益を見込み、配当は中間期・期末ともに１３年の年間２６円（前期は２０円）に引き上げる予定。（編集担当：宮川子平）