【株式市場】円高基調が鈍化し不動産株など堅調で好業績株にも反応敏感

◆日経平均の終値は1万4298円21銭(107円55銭安)、TOPIXは1178.29ポイント(4.86ポイント安)、出来高概算(東証1部)は10億37万株   15日後場の東京株式市場は、前場の円高基調が鈍化したため新日鐵住金 <5401> が一段ジリ高となるなど、全体に底堅い印象。14時にかけては、日銀総裁の講演で金融政策に関して新たな話が出なかったと伝えられたものの、三井不動産 <8801> や三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> が大引けにかけて強含むなどで影響なし。   13時に決算を発表した日本水産 <1332> 、前田建設工業 <1824> は一気に堅調転換し、13時30分に発表した日本コンクリート工業 <5269> は急速に浮上して堅調転換、日本道路 <1884> は急動意、14時に発表した巴川製紙所 <3878> は急速に値を戻し、群栄化学工業 <4229> は一時急伸、文化シヤッター <5930> は一段高。   東証1部の出来高概算は20億4265万株、売買代金は1兆8169億円。1部上場1810銘柄のうち、値上がり銘柄数は585(前引けは423)銘柄、値下がり銘柄数は1102(前引けは1240)銘柄。   また、東証33業種別指数は11業種(前引けは5業種)が値上がりし、値上がりした業種は石油・石炭、不動産、パルプ・紙、海運、鉄鋼、電力・ガス、水産・農林、など。一方、値下がり率上位は、その他金融、証券・商品先物、精密機器、保険、小売り、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
日経平均の終値は1万4298円21銭(107円55銭安)、TOPIXは1178.29ポイント(4.86ポイント安)、出来高概算(東証1部)は10億37万株。
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2014-05-15 16:00