ゴールドマン証が日本ハムの投資評価を引き上げ
日本ハム <2282> の投資評価を、24日付のゴールドマン・サックス証券リポートが引き上げている。
同リポートでは、豪州牛肉事業の外部環境が好転している点に注目。米国で牛肉生産が減少していることや、中国での消費拡大、豪ドル安・米ドル高などを挙げ、これらの要素が当面継続すると予想。同社の豪州牛肉事業の収益性が改善し、純利益を大きく押し上げると見通している。
また、同社のコスト構造改革、営業力強化なども寄与すると見ており、海外事業の黒字転換で税率低下も予想されることから、今3月期の営業利益を324億円から334億円に引き上げ、会社計画の340億円に近い水準に見直した。
投資判断については「中立」から「買い」に修正。目標株価は1500円から1950円へと大きく引き上げている。
日本ハムの25日の株価は、前場に76円高(4.3%高)の1833円まで上昇した。(編集担当:片岡利文)
日本ハム の投資評価を、24日付のゴールドマン・サックス証券リポートが引き上げている。
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2013-12-25 13:30