パルコの中期経営計画に注目、最高益更新、割安
パルコ <8251> は、5月15日(木)28円高(+3.46%)と前日と変わらずを挟んで3営業日続伸している。2014年度~2016年度中期経営計画を策定し、連続最高益更新が見込まれる好業績予想で割安感があるほか、下値を確認しており、中長期的な視点で大幅リバウンドが見込まれることから注目したい。
4月8日に発表済みの中期経営計画は、最終年度となる2017年2月期売上高2930億円(14年3月期実績比10.8%増)、営業利益135億円(同10.7%増)、純利益75億円(同10.7%増)目標を掲げている。今15年2月期業績予想は、売上高2730億円(前期比3.3%増)、営業利益122億円(同50.0%)、経常利益120億5000万円(同0.3%増)、純利益68億円(同0.3%増)と微増益予想ながら連続最高益を更新する見通し。年間配当は18円を予定している。
株価は、昨年5月高値1298円から本年4月14日に年初来の安値794円と約4割調整し往って来い。800円前後で下値を固めた感がある。池袋パルコ「P’PARCO」(ピーダッシュパルコ)は、本年20周年を迎え、スマートフォンやSNSに台頭される新たな消費ニーズに対応するため今秋に大規模なリニューアルを実施。新たな消費トレンドへのニーズ対応と、マーケットの特徴を活かし、エリアならではのファッションとカルチャーを融合した新しい「モノ・コト」の提案で更に街を盛上げていくことへの期待感が高まる。今期予想PER12倍と割安感があり、配当利回り2.1%と利回り妙味もソコソコあり見直し余地はある。期待先行となるが買い妙味が膨らもう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
パルコ<8251>(東1)は、5月15日(木)28円高(+3.46%)と前日と変わらずを挟んで3営業日続伸している。
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2014-05-16 09:30