【今日のドル円】株安・米金利低下次第では一段安も、戻りの強さはあまり見られず
昨日のドル/円相場は、米長期金利の低下やNYダウ平均の下げを受けて、一時101円台前半まで下落。今朝の東京市場ではやや下げ幅を縮めているが、戻りの強さはあまり見られない。昨日の海外株の弱さを引き継いで本日の日本株も軟調に推移すれば、これはドル/円の重石となるだろう。
また、欧州・米国市場に入ると、米長期金利や海外株の動向が注目されるが、週末前にどこまで買われる余地があるかが焦点だ。本日発表の米住宅関連指標(21:30)やミシガン大消費者信頼感指数・速報値(22:55)が冴えない結果となれば、昨日の米国市場の二の舞で、ドル/円は再度下値を試すこともあり得る。
なお、各国株価などが堅調で、ドル/円が戻したとしても、昨日頭を打った102.10円台を突破するほどの上伸力を得るには、相応のドル買い・円売り材料がなければ難しいだろう。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
昨日のドル/円相場は、米長期金利の低下やNYダウ平均の下げを受けて、一時101円台前半まで下落。今朝の東京市場ではやや下げ幅を縮めているが、戻りの強さはあまり見られない。昨日の海外株の弱さを引き継いで本日の日本株も軟調に推移すれば、これはドル/円の重石となるだろう。
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2014-05-16 09:45