石井鉄は続落、今期の大幅減益予想を嫌気

 石井鉄工所 <6362> は続急落し、連日で年初来安値を更新。15日引け後、15年3月期業績予想を発表し、大幅な減益を見込んだことが嫌気された。後場も売りが出ており、午後0時32分には29円安の212円を付けている。東証1部では値下がり率上位。  売上高は130億円(前期比37.8%増)、営業利益は5億円(同44.9%減)、純利益は3億円(同53.6%減)と増収減益を計画した。鉄構事業では海外大型案件の進ちょくで増収を見込むが、原材料費や工事費の高騰などで利益率の低下を予想。羽田地区再開発事業が16年3月期にずれ込んだため、不動産事業は売上高・利益とも前期実績並みにとどまる見通し。  配当は前期と同じ期末一括で5円を予定している。(編集担当:宮川子平)
石井鉄工所は続急落し、連日で年初来安値を更新。
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2014-05-16 12:45