山下医、14年5月期業績予想を上方修正、増益・増配の見通しに
山下医科器械 <3022> は16日引け後、14年5月期業績予想の上方修正を発表した。売上高を473億2900万円から509億2800万円(前期比8.1%増)に増額。営業利益は4億2200万円から8億800万円(同53.0%増)、純利益は2億7900万円から5億500万円(同57.3%増)と減益予想が一転した。
主要取引先の建て替えなどで機器更新案件の受注が増加し、背景に検査機器類の販売が想定を上回った。低侵襲治療分野における取扱症例数の増加やSPD契約施設の増加で、医療機器消耗品や内視鏡処置用医療材料などの販売も伸びた。同社は過大な売上計上の発覚で2月末から国立病院機構の指名停止措置を受けたものの、これらの要因による増収でカバーできた。
期末一括配当も、従来予想の33円から50円(前期は48円)に引き上げた。
16日終値は37円安の1756円。(編集担当:宮川子平)
山下医科器械は16日引け後、14年5月期業績予想の上方修正を発表した。
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2014-05-16 16:15