日経平均は大幅続落、方向感に乏しい展開続く=長島和弘

■今日の動きから  5月16日の東京株式市場、日経平均株価は201円62銭安の1万4096円59銭と大幅続落しました。米国株続落、円高推移を嫌気し、売り優勢の展開となりました。日経225採用で値上り銘柄数は15、値下り銘柄数は207、変わらずは3。東証1部上場値上り159銘柄、値下り1602銘柄、変わらず46。全33業種が値下がり。TOPIXは続落。マザーズも4日ぶりに反落。東証REITは6日続伸となりました。  日経平均採用銘柄では、日経寄与度の高いファーストリテ <9983> 、ソフトバンク <9984> 、ファナック <6954> が下落。日立 <6501> が連日安値を更新するなど、方向感に乏しい展開が続きました。  14年3月期決算の発表がほぼ一巡し、為替動向に神経質で方向感に乏しい展開が続いているが、日経225採用銘柄の値下りが200を超えており、全般悪抜け感が出れば、好業績予想の銘柄などを見直す動きは期待されよう。(執筆者:長島和弘)
14年3月期決算の発表がほぼ一巡し、為替動向に神経質で方向感に乏しい展開が続いているが、日経225採用銘柄の値下りが200を超えており、全般悪抜け感が出れば、好業績予想の銘柄などを見直す動きは期待されよう。
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2014-05-16 16:30