金融市場に「W杯の呪い」?・・・サッカーワールドカップは、金融危機の「到来周期」か=中国

中国メディアのBWCHINESE中文網は16日、サッカーの祭典であるFIFAワールドカップ(W杯)が開催される年には、不思議と金融市場に何かしらの大きな危機が訪れると伝え、ブラジルW杯が行われる今年、「アベノミクスがリスクになるのではないか」と報じた。
記事は、W杯が開催される年に金融市場に訪れるという大きな危機について、「W杯の呪い」と表現し、近年でW杯の呪いが訪れなかったのは2002年の日韓W杯の時だけだと紹介した。
続けて、時期に若干の誤差はあるとしながらも、フランスでW杯が開催された1998年にはアジア通貨危機がぼっ発していたことのほか、ドイツでW杯が開催された06年には米国でサブプライム危機が生まれつつあったこと、また、南アフリカでW杯が開催された10年はすでに欧州債務危機がぼっ発していたと紹介した。
記事は、ブラジルW杯が行われる今年のリスクになり得るのは安倍晋三首相が推進する経済政策「アベノミクス」との見方を示し、「国際通貨基金(IMF)がアベノミクスは効果を失いつつある」と警告したことを紹介。
世界の経済がめまぐるしく変化していることから、数年ごとに問題が起きるのはある意味で当然のことかもしれないとしつつも、「現在、アベノミクスの政策はすでに日本経済をけん引する力を失っている」と論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
中国メディアのBWCHINESE中文網は16日、サッカーの祭典であるFIFAワールドカップ(W杯)が開催される年には、不思議と金融市場に何かしらの大きな危機が訪れると伝え、ブラジルW杯が行われる今年、「アベノミクスがリスクになるのではないか」と報じた。(イメージ写真提供:123RF)
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2014-05-17 10:45