【高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ】いであは今期見通しは保守的、それでも1株利益184円

  昨年12月7日と23日の2度にわたり、いであ <9768> (JQS)を900円前後の株価で紹介した。日経平均は昨年暮れの1万6291円から2000円下げたが、同社株は1100円台に水準をたかめている。   今は森よりも木を見るべき時であり、改めて『いであ』の押し目買いを奨めたい。   環境コンサルタント事業が除染関連やPM2.5関連などを軸に好調。本年第1四半期(1~3月)は売上高93億700万円、経常利益30億2200万円、純利益18億6400万円と予想を大幅に上回る実績を挙げた。会社側では通期の見通しを保守的に公表しているが、それでも一株利益は184円処が見込まれる。一株純資産も1845円もあるだけに、やがて昨年3月の1300円の高値を射程圏に捉えるものと見えている。なお、中期経営ビジョンにおいて「イノベーションによる技術革新と市場の創生」を掲げ、今後はグローバルな展開を視野に入れ、さらなる成長を図りたい意向。(経済・証券ジャーナリスト)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
昨年12月7日と23日の2度にわたり、『いであ』<9768>(JA)を900円前後の株価で紹介した。
economic
2014-05-18 07:30