日経平均は33円高スタート、マルエツとカスミが買い気配
19日の日経平均株価は、33円50銭高の1万4130円09銭で寄り付いた。
前週末のNYダウは連日の44ドル高と3日ぶりに反発、外国為替市場ではドルが101円台半ばでもみ合っている。国内外ともに大きな相場変動要因が見当たらず、日経平均は小幅高でのスタートとなった。
個別では、イオン <8267> との経営統合が報じられたマルエツ <8178> とカスミ <8196> がともに買い気配。イオンは小幅高となっている。
今5月期予想を増益増配見通しに上方修正した山下医科器械 <3022> や、今8月期予想を上方修正したマルマエ <6264> 、今3月期に売上高・各利益が過去最高益を予想するAOI Pro. <9607> なども買い気配でスタートした。
また、羽田・成田空港の発着便を5割増にするとの政府の検討案が報じられたことで、空港施設 <8864> や日本空港ビルデング <9706> が堅調。調剤薬局の宅配が広がると報じられたことで、メディカルシステムネットワーク <4350> やクオール <3034> も買われている。
一方、超小型衛星の不具合で北極海の観測ができなくなったと発表したウェザーニューズ(WNIウェザ) <4825> や、今3月期が減益見通しとなったホクト <1379> が急落。今3月期の15%営業増益を予想した相模ゴム工業 <5194> も軟調となっている。(編集担当:片岡利文)
19日の日経平均株価は、33円50銭高の1万4130円09銭で寄り付いた。
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2014-05-19 08:15