日経平均は終値で1万6000円台回復、07年12月以来

  25日の日経平均株価は前日比120円66銭高の1万6009円99銭と6日続伸して引けた。終値で1万6000円台回復は、07年12月11日以来。朝方は売りが先行したが、下値は限られ、すぐにプラス圏へ浮上。追加の手がかり材料難で積極的な買いはみられず、方向感の乏しい展開が続いたが、終盤は先物への断続的な買いが支えになって上値を追い、ほぼ高値で引けた。   なお、日経平均プラス寄与度トップはファーストリテイリング <9983> で、寄与度は78円だった。   大豊建設 <1822> 、熊谷組 <1861> などゼネコン株が急伸。バイオ株では、今後の開発方針を明らかにしたオンコセラピー・サイエンス(OTS) <4564> や、免疫生物研究所 <4570> も買われた。エイチーム <3662> などゲーム関連株の一角も高い。13年12月期利益予想を上方修正したザインエレクトロニクス <6769> や、13年11月中間期の業績が計画を上回ったウェザーニューズ(WNIウェザ) <4825> なども物色された。   半面、瑞光 <6279> は14年2月期業績予想を上方修正したものの、利益確定売りが先行。国内証券による格下げが観測されたユニ・チャーム <8113> も下落した。原子力損害賠償機構による議決権引き下げが報じられた東京電力 <9501> は一時9%安。(編集担当:宮川子平)
25日の日経平均株価は前日比120円66銭高の1万6009円99銭と6日続伸して引けた。
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2013-12-25 14:15