山下医は年初来高値を更新、14年5月期業績予想の上方修正を好感

 山下医科器械 <3022> が3営業日ぶりに急反発し、5月7日の年初来高値を上回った。午前9時23分には364円高(20.73%高)の2120円を付けている。2000円台回復は昨年(13年)7月以来。16日引け後に発表した14年5月期業績および配当予想の上方修正が好感された。  売上高を473億2900万円から509億2800万円(前期比8.1%増)に増額。営業利益は4億2200万円から8億800万円(同53.0%増)、純利益は2億7900万円から5億500万円(同57.3%増)と減益予想が一転した。期末一括配当も、従来予想の33円から50円(前期は48円)に引き上げている。  主要取引先の建て替えなどで機器更新案件の受注が増加し、背景に検査機器類の販売が想定を上回った。低侵襲治療分野における取扱症例数の増加やSPD契約施設の増加で、医療機器消耗品や内視鏡処置用医療材料などの販売も伸びた。(編集担当:宮川子平)
山下医科器械が3営業日ぶりに急反発し、5月7日の年初来高値を上回った。
japan,company
2014-05-19 10:45