パイオンが急落、15年3月期は2ケタ減益予想

 パイオン <2799> は前週末終値付近でもみ合っていたが、19日午前11時に発表した15年3月期業績予想で2ケタ減益を見込んだことが嫌気されて急落。42円安(17.28%安)の201円を付けたあとはやや下げ渋ったものの、前引けの時点でジャスダック市場では値下がり率上位になった。  今期の売上高は760億円(前期比0.6%増)とほぼ横ばいを予想。営業利益は25億円(同13.8%減)、純利益は18億円(同28.1%減)と大幅な減益になる見通し。配当は未定(前期は期末一括で1円20銭)とした。  同社は携帯電話販売代理店。情報インフラ事業では、モバイル関連商材の取扱いを拡充し、顧客基盤の拡大で事業を強化。法人ソリューション事業では、ホームページ制作を中心とした事業の特化で安定化を目指す。  14年3月期の売上高は前期比11.9%減の755億3300万円、営業利益は同5.6%増の29億100万円、純利益は同6.1%増の25億200万円だった。営業利益は従来計画通りとなったが、純利益は減益予想が一転した。(編集担当:宮川子平)
パイオンは前週末終値付近でもみ合っていたが、19日午前11時に発表した15年3月期業績予想で2ケタ減益を見込んだことが嫌気されて急落した。
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2014-05-19 11:30