ホクトが年初来安値、今期は経常25%減益を計画

 ホクト <1379> が軟調。午前10時17分に104円安(5.4%安)の1809円まで売られ、1月27日に付けた年初来安値1851円を割り込んだ。  同社は16日引け後に、今3月期の業績予想を発表。営業利益が前期比6.0%減の40億円、経常利益は同25.2%減の41億円と大幅減益を計画したことが嫌気された。  売上高は同7.0%増の610億円、純利益は同8.1%減の25億円を見通している。福岡工場で新たにブナシメジの出荷を予定しており、マレーシアの新工場でも今期中の出荷が計画されているものの、消費増税の影響や原燃料価格の高止まりなどが影響すると見られる。  前期の期末配当については、従来予想の普通配当47円から普通配当48円に記念配当2円を加えた50円とし、年間60円(前々期は57円)としたもののの、今期計画は記念配分が減配となり年間58円配当を見通したことで、材料視されなかった。  同社の前期業績は、売上高が570億2500万円(前々期比17.8%増)、営業利益は42億5500万円(同80.3%増)となっている。(編集担当:片岡利文)
ホクトが軟調。午前10時17分に104円安(5.4%安)の1809円まで売られ、1月27日に付けた年初来安値1851円を割り込んだ。
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2014-05-19 11:45