相模ゴムが続落、今期の最終大幅減益予想を嫌気
相模ゴム工業 <5194> が続落。前場に16円安(5.1%安)の297円まで売り込まれた。
同社は16日引け後、今3月期の業績予想を発表。最終減益予想が嫌気された。
今期は売上高が44億円(前期比2.3%増)、営業利益は4億円(同15.7%増)、純利益は2億5000万円(同38.9%減)を計画。景気の回復基調は続くと見通しているものの、原材料やエネルギー価格の高騰、消費増税後の消費者の低価格志向などから先行きの不透明な状況が続くと予想している。
今期の年間配当は、前期と同水準の10円を予想した。
前期の売上高は前々期比6.9%増の43億100万円、営業利益は同13.8%増の3億4500万円となった。ヘルスケア事業は増収・営業増益となったものの、プラスチック製造事業は円安基調や原油価格の高止まりが影響し、微増収にとどまり、営業赤字に転じている。(編集担当:片岡利文)
相模ゴム工業が続落。前場に16円安(5.1%安)の297円まで売り込まれた。
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2014-05-19 13:30