マルエツ、カスミなどが統合を正式発表、15年3月めどに共同持株会社を設立

 イオン <8267> 、丸紅 <8002> 、マルエツ <8178> 、カスミ <8196> は19日引け後、「首都圏におけるスーパーマーケット連合」の創設について具体的な検討を開始すると発表した。  マルエツとカスミは、イオン子会社のマックスバリュ関東(千葉県千葉市)を加えた3社で株式移転方式により共同持株会社を設立。2020年をめどに、首都圏における売上高1兆円、1000店舗体制を構築する。東証1部銘柄のマルエツとカスミは来年(15年)2月に上場廃止となる見通しだが、同年3月には共同持株会社が東証に上場する予定。  また、共同持株会社は、イオンと丸紅が設立する特定目的会社が過半を保有し、イオンの連結子会社、丸紅の持分法適用関連会社になる。  19日は3社の統合が一部で報じられ、マルエツとカスミの株価が急伸。マルエツは32円高の367円、カスミは30円高の728円で取引を終えた。(編集担当:宮川子平)
イオン、丸紅、マルエツ、カスミは19日引け後、「首都圏におけるスーパーマーケット連合」の創設について具体的な検討を開始すると発表した。
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2014-05-19 16:15