テクニカル指標で売られすぎのシグナルが出ている銘柄は=金山敏之

 先週末の日経平均は201円安と大きく下落しました。前日の米国市場でダウ平均が170ドル近い下げとなり、ドル円レートも円高傾向となったことなどが嫌気され日経平均は一時14,000円まで後20円弱となる場面もみられました。こうしたなかテクニカル的に売られすぎのシグナルが出ている銘柄も少なからずみられます。そこで今回は先週末時点でRSI、ストキャスティックス、移動平均の乖離率といったテクニカル指標に売られすぎのサインが出ているものをTOPIX500採用銘柄を対象にリストアップしてみました。  ちなみにRSIとは、一定期間の変動幅における上昇分の割合をあらわし、ストキャスティックスは、一定期間内の株価の安値を0%、高値を100%としたときの現在の終値の位置をあらわしています。そしてともに30%以下なら売られ過ぎ、70%以上が買われすぎとみるのが一般的です。さらに移動平均の乖離率はマイナス5%以下になると一旦底を打って上昇に転じるといった経験則があります。そこで今回はRSIが30%以下で、ストキャスティックスが30%以下、そしてさらに25日移動平均乖離率がマイナス5%以下の条件を満たした銘柄をピックアップしてみました。(執筆者:金山敏之 マネックス証券シニア・マーケットアナリスト 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
今回は先週末時点でRSI、ストキャスティックス、移動平均の乖離率といったテクニカル指標に売られすぎのサインが出ているものをTOPIX500採用銘柄を対象にリストアップしてみました。
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2014-05-19 17:30