日経平均は８２円高で寄り付く、米株堅調で買い先行

　２０日の日経平均株価は前日比８２円０１銭高の１万４０８８円４５銭で寄り付いた。前日の米国株が底堅く推移したことから、東京市場でも買いが先行した。前日夕方に急落したドル・円が朝方は１０１円台半ばまで持ち直したことも支え。 　個別では、イー・アクセスの株式取得を中止すると発表したヤフー <4689> が買い気配スタート。カジノ専用遊技機を開発と報じられたセガサミーホールディングス <6460> も買われている。１４年４月中間期業績予想を上方修正したソフトウェア・サービス <3733> や１４年６月中間期業績予想を上方修正したシナジーマーケティング <3859> も上昇。自社株買いを発表したウシオ電機 <6925> やキヤノン電子 <7739> も堅調に推移している。 　半面、来年６月で英バーバリー社とライセンス契約を終了すると発表した三陽商会 <8011> は売り気配。１５年３月期で減益を見込んだ東京コスモス電機 <6772> やノーリツ鋼機 <7744> も下落している。（編集担当：宮川子平）