ヤフーは急反発、イーアクセス株式の取得中止で買い先行
ヤフー <4689> は5営業日ぶりに急反発し、寄り付き直後に60円高(14.60%高)の471円を付けた。19日引け後、イー・アクセス(東京都港区)の株式取得を中止すると発表。買収資金の増加懸念が払しょくされて買いが先行した。
SMBC日興証券は「英断」と評価し、投資判断を「1」に引き上げた。一方、ゴールドマン・サックス証券も買収資金を使わないかたちで従来の目的を達成できるようになるため「業績面でポジティブ」としたが、中止決定までの経緯に対する懸念が残るとした。
ヤフーは14年9月中間期の売上高予想を3359億円から2119億円(前年同期比12.7%増)に減額修正。営業利益予想は934億円(同5.0%減)を据え置いている。
また、ソフトバンクは15年3月期の個別決算において、本取引で見込んでいた557億円の株式売却益が発生しなくなるが、連結業績に与える影響は軽微とした。(編集担当:宮川子平)
ヤフーは5営業日ぶりに急反発し、寄り付き直後に60円高(14.60%高)の471円を付けた。
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2014-05-20 09:30