JDIは反発、野村証が投資判断「Buy」でカバレッジ開始

 ジャパンディスプレイ(JDI) <6740> は7営業日ぶりに反発し、午前11時すぎには30円高(6.00%高)の530円を付けた。野村証券が19日付リポートでカバレッジを開始した。投資判断は「Buy(買い)」、目標株価は850円。  JDIは15年3月期の営業利益予想を400億円(前期比44.8%増)と発表。足元で競合メーカーから安値のスマートフォン向けパネルが出たため、パネル価格が想定以上に下落する可能性を織り込んだとしているが、野村証は過度に保守的と判断した。  同証券によると、1―3月期はディスプレイの不需要期に当たることもあって価格が安定せず、想定以上の値下げが出やすい環境という。フルHD、スタンダードHDとも繁忙期の量産に応えられるメーカーは、JDIとシャープ <6753> 、韓国LGディスプレイの3社に限られるため、同証券では、今後価格が是正されるとみている。(編集担当:宮川子平)
ジャパンディスプレイ(JDI)は7営業日ぶりに反発し、午前11時すぎには30円高(6.00%高)の530円を付けた。
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2014-05-20 11:30